レントゲンを撮ると、まだ背が伸びるかが分かる?!
こんにちは。
健康市場ドットコムのがっしーです。
骨折、ヒビなど何かしらのケガをして
整形外科に行った際、病院の先生から
『まだ今からも背が伸びるね~』
なんて言われたことがある方もいるのでは??
ふいに言われると
『えっなんでわかるの?!』
『どうして??』と
焦りますよね(笑)
なんで先生は
わかるのでしょうか(゜o゜)??
~レントゲンを見ればまだ伸びるかわかる?~
レントゲンを撮った際に、
先生はどこを見ているかというと、、、
『骨端線』です!!!
人間の膝の関節の部分は
人生何十年、走ってもこけても
大丈夫なように
とても高度な機能
「関節軟骨」をもっています。
膝にある軟骨部分は
摩擦係数が少なくて
骨と骨の間が痛くならない様に
ツルツルと滑らかに滑る機能を持っています。
おじいちゃんおばあちゃんの年齢になると
だんだん膝が痛い、、、
ギシギシとした痛みがある、、、
というお声をよく聞きます。
実は年齢を重ねると
この滑らかな動きをだす機能が
スムーズにいかないことで
関節の痛みが出るんです。。。
出来るだけこの場所は
この先何十年と残しておきたいので
成長するところはその場所を避けるのです。
成長する部分は
成長線とも言われていて
軟骨でできています。
骨の間に「成長軟骨」の部分があり、
軟骨でありながら
細胞分裂する増殖帯を持っています。
ここで細胞分裂が起こると
成長軟骨の層がジワジワと骨に近づいていき、
骨の血管も軟骨に入り込み血管ができてきます。
血管ができることで石灰化が起きて
軟骨がだんだんと骨になります。
これが骨が伸びていく
流れになります(゜_゜)
ちなみに大人の骨は
もう骨になった状態なので
骨端線は見えませんφ(..)
なので、レントゲンを撮った時に
この骨端線がみえていれば
まだ背は伸びるよ!!と
先生が教えてくれるのです(*^^)笑